田植えと白い鳥
こんにちは。
【心地よい暮らし研究家・あん】です。
週末、田植えに参加させていただきました。
場所は山梨県大月市にある「大月エコの里」。私は昨年の秋からこちらで畑をお借りしています。(畑のお話は次回にでも!)
www.econosato.org4月に入り、棚田再生プロジェクトの方々による田んぼや苗づくりなどの準備がスタート!
5月3日の苗の様子です。ビニールハウス内ですくすく成長していました。
軽トラに揺られて棚田に向かうと、すでに田植えの準備は整っていました。
水面が鏡みたい!
この時、人生初の田植えを前に緊張とワクワクでいっぱいでした。(一応、着替えは持ってきたけれど、泥にダイブは避けたいなぁ・・・なんて考えていました)
いざ入水!の前にスマホをしまいました。ここでポチャンとやったら大変ですからね。
この苗の束から3~4本を取って1か所に植えつけます。
最初は泥に足を取られ歩きにくかったですが、慣れてくるとスムーズに動けるようになりました。泥から無理に足を抜こうとすると危険!かかとの方から離れるようにすると動きやすかったです。
畦にあがってホッとひと息。
今年は雨が少なく心配されましたが、田植え日直前に大雨が降ったおかげで田んぼに水が張れたのだそうです。
地元の方が教えてくださった「鳥」のお話
春、富士山の雪解けが始まると山肌に「鳥」が姿を見せるのだそうです。
写っていますよ。わかりますか?
画像が悪くて申し訳ないですが、ここに見えます。
赤い丸の中に見える残雪が鳥の形に見えることから「農鳥(のうとり)」と呼ばれているのだそうです。そう、「鳥」の正体は残雪です。
富士北麓地方では、富士山7~8合目あたりの北西斜面に農鳥が見えるようになると、田植えを始める時期の目安なのだと教えてくださいました。
富士山を見て春の訪れを知る。こんな自然とのつながり方は素敵だなぁと感じました。