季節の手仕事×薬膳 の梅しごと
こんにちは。
【心地よい暮らし研究家・あん】です。
青梅が店先に並ぶ季節になりました。青梅を見ると「嬉しい気持ち」と「早くしないと時期が終わっちゃうという焦りの気持ち」でソワソワします。今年は早々と梅を用意できたので、週末に梅シロップと梅ビネガーを作りました。
左)梅シロップ 右)梅ビネガー
梅シロップにはクコの実とナツメを加えて薬膳シロップにしました。
そもそも、梅も食薬*1なので、シンプルな梅シロップも薬膳シロップのひとつなのです。漢方とか薬膳と聞くと独特の味や香りを連想される方もいらっしゃいますが、食薬は普段から食べている食材なので取り入れやすいですね。
梅は夏バテや疲労回復、下痢、胃腸の強化など
クコの実は疲れ目や視力低下などの目のトラブル、滋養強壮、肌荒れなど
ナツメは胃腸の調子を整える、イライラ、夏バテ、貧血など
に良いとされています。
そろそろジメジメの梅雨入り。そして梅雨が明ければ暑さジリジリの夏がやってきます。
漢方では、人の体は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3つで構成されていると考えられていて、湿気はこの「気・血・水」の巡りを悪くさせるのです。例えば、水の巡りが悪くなるとむくみやすくなったりします。
また、湿気は胃腸の働きを弱くするので食欲不振も起こりやすくなります。
梅雨時、こんな体の不調に思い当たる方はいらっしゃいませんか?
夏は暑さによって体に熱がこもりやすくなったり、汗として水分を発散させるためエネルギーを消耗するので、熱中症のような症状に気をつけなくてはいけません。
日本の夏は蒸し暑いですから、湿気・暑さとうまく付き合い乗り越えていかなくてはなりませんね。